駐在彼と再会

何気に約束を変更し、しれっと日本に一時帰国している駐在彼と再会した。

 

2ヶ月前にナンパされ、たった4時間を楽しんでからの再会。

 

日本に戻ってきた頃だろうか?

突然メッセージの回数が減って、約束も軽くなった。

その気まぐれ感にややついていけず、でも待てない女にはなりたくなかったのでゴチャゴチャとメッセージを送ることは避けていた。

 

やっと再会したけれど、なんかキャーーー♡

というトキメキが無かった。

 

もう帰国してしばらく経っていたせいか、お酒が入っていなかったせいか、普通の日本人サラリーマンだった。

話によると、仕事をしていたとか。

ホントか?

 

本人には言わなかったけど、ちょっと太ってた?

髪の毛は日本でカットしたそうだ。

 

私の予定が終わったあとの22時過ぎの合流だったのでいくつか居酒屋は閉店間際。

やっと見つけたお店に入ったの

 

楽しかったけれど、彼はほとんど自分のことを話さなかった。

聞いた質問には答えてくれたので、兄弟構成や生年月日は教えてくれた。

 

小学校5年生までアメリカにいたこと、大学は東京?だったかな。

地元は、ここ。

 

部下は現地の外国人で、自分は優秀ではなくメンバーが優秀なんだと言っていた。

 

あとは私が話していた。

私は自分の話したいことを話すのは嫌いではないが、聞かれることが苦手だと気づいた。

 

彼が何かプレゼントを持っていくと言っていたので私も用意していたけれど、普通のお土産だった。

 

お返しに渡すには少し差があったので、その場で出すことはやめてお別れの時に渡すことにした。

 

結局、これを渡すことはなかったのだが。。。

ヨーロッパ彼から突然のサヨナラ

ヨーロッパ彼に16歳年下の彼とのデートをしたことを話し、なぜかこじれてしまった私たちの友人関係だったが、翌日にはすぐ「土曜日時間ある?」とメッセージが来ていた。

 

なんだ、また誘ってくれるんだ。

安心していた。

 

私は「まだわからない」と返した。

駐在彼との約束が土曜日になったら、私は駐在彼と会いたかったからだ。

 

すでに駐在彼からは金曜日にどう?と聞かれていたので土曜日になる可能性はなかったのだが、先の見えないヨーロッパ彼との時間より、今回しか会えない駐在彼との時間のほうが楽しみだったからだ。

 

私はすっかりヨーロッパ彼に対して女であることを忘れていた。

 

ヨーロッパ彼から「ひとりエッチしてる?」という深夜のメッセージに、してないねえ、と返したままだったのだが、

翌日のお昼に突然

 

「もう君にはメールしない。返事も不要。じゃ!」というメッセージが届いたのだ。

 

何が気に入らなかったのかわからない。

いつもの私なら「どうしたの?」と聞くが、そんな気になれず、返事に困っていた。

 

本当に返事ができなかった。

 

月読みをしている方がブログで、これまで1年間木星にあった蠍座が射手座に動く最後の2週間なので、様々なことが離れていく時だと読んでいた。

 

ただ、逆行している星があるため復縁もあり得るとも読まれていたけれど。

 

ここで終わるならそれでもいいと思えたし、もうセフレは嫌だし、とにかく私が彼に対してどうしたいのかが見えなかった。

 

そう、私から彼を誘ったことは一度も無いんだ。

何かに誘ったことがあったが、いいね!と言っただけで実現することは無かった。

 

私とヨーロッパ彼は、そんな仲だった。

 

ヨーロッパ彼に何度もメッセージをしようと開くのだが、何も思い浮かばない。

そしてよしこのことを確認しよう!と思ってメッセージ画面を開くのだが、いざテキストを打とうとすると手が止まる。

 

完全に思考停止だ。

 

駐在彼とデートしたあとに考えよう。

そう思って、そのままメッセージ画面を閉じた。

 

 

「もう君にはメールしない。返事も不要。じゃ!」

 

そのままでメッセージ交換は止まったままになっている。

本当の愛にたどり着くにはまだ

ヨーロッパ彼からのセッ クス要請をお断りし続けると、彼からは「セッ クスは僕らのひとつのつながりだ」

「君は普通じゃない」

というメッセージが来た。

 

ふ、普通じゃない?私が?

友達とセッ クスすることは普通なの?

 

普通じゃないのはどのポイントを見てそう言ったのだろう?

 

途中「断られたことが受け入れられない」とプライドを発動してきつつ、

「この前まで僕とのセッ クスが一番だと言っていたくせに、何か思い出して物語に浸ってる」

「もういい、若いトイボーイと付き合っとけ」

「君は後悔するに決まってる。愚かな女だ」と捨て台詞を放ちメッセージ交換はひと段落した。

 

確かに私は年下彼との失恋と、駐在彼との関係のもどかしさヨーロッパ彼とのお酒で紛らわすことを選んだ。

その流れでセッ クス要請メッセージに答えた。

 

だからそういうの、もうやめたいんだ。

 

男を失った傷を、男で癒そうとしている自分が嫌になった。

 

ヨーロッパ彼に、ウソでもいいから「君が必要だからセッ クスしたいんだ」とロマンチックな台詞を期待した。

 

期待どおりヨーロッパ彼に甘い言葉でセッ クス要請させていたら、私は受け入れていたのだろうか?

 

いや。

ただ、彼の言葉で遊びたかっただけだ。

 

ヨーロッパ彼とのセフレ関係を再開し、またヨーロッパ彼の行動に一喜一憂するのは見えていた。

 

それにそもそも彼が私に恋愛感情など乗せてくるはずがない。

もう私たちは甘い言葉を伝え合う関係ではないからだ。

 

それを信頼と取るか、冷めた関係と取るか。

 

私はまだ、フワフワ恋愛を楽しみたいオモチャのような女ということだ。

 

本当の愛にたどり着くにはまだ、私は思考が浅い。

本当の愛が以前より何なのかが見えてきている分、その世界へ入ることが恐ろしいんだ。

 

ひとりの男性を信じて愛すること。

その男性と関係を築くこと。

自分を見せること。

その男性を信じた自分を信じることが怖いんだ。

ヨーロッパ彼のセッ クス要請

私が年下彼とセッ クスした事実と、ヨーロッパ彼からのセッ クス要請を断ったことで、彼のトラウマが発令した。

 

文句と罵声のメッセージが届いていた。

 

こちらも「わかってるんだから!女なら誰でもいいんでしょ」「私を見下さないで」という返事を返した。

 

すると彼は「君はすぐに悪く考える」とか、「僕のこを誤解している」「僕は日本人じゃないんだ、女性を見下したりしない」と返してきた。

 

私がどう誤解しているというのか。

 

ファイナルアンサー的に「まだ僕としたい?」と尋ねてきたので、「友達とはできない。あなたを友達として見ることができるまで時間がかかった」と返事しておいた。

 

わかってくれるかわからないし、彼は長いメールは読まないから、また「哀れな女っ!」とか言ってくるかもしれない。

 

送った後になんだけれど、私はまだ恋愛を求めてる。

 

彼は私が娘持ちということも、43という私の年齢も、どんな夫と結婚していたかも知っている。そんな人が、まだ、私をセックスやお酒に誘ってくれる。これこそが私たちの愛なのかな。

 

よくわからない。

全ては次に出会う人のための経験

ヨーロッパ彼に、16歳年下彼との短い恋愛体験を正直に話し、ヨーロッパ彼の失望を買い、納得したと思いきや、その翌日には気持ちを切り替えたヨーロッパ彼からのセフレ要請。

 

私は一体、ヨーロッパ彼のなんなんだ?

 

今まであまり考えてこなかった感情に気づいた。

今まではヨーロッパ彼に必要とされていたから応えたいと思っていた。

 

しかし年下彼や駐在彼からもらった大切なものに気づいた。

ヨーロッパ彼からは明らかに感じられないものがあった。

 

それは、私を大切にしたいという気持ちと、態度。

 

年下彼も駐在彼も、目的がどうであれ私を大切にしてくれた。

 

私も彼らを喜ばせたかった。

彼らを励ましたかった。

 

しかしヨーロッパ彼はいつも私を言い負かし、セッ クスの時ですら優しい言葉は無かった。

私もヨーロッパ彼に、愛の言葉など言うつもりも無かった。

 

だからセフレ。

 

しかし年下彼も駐在彼も、ほんの3回、ほんの一夜だったが、私は自分が喜ぶセッ クスをすることができた。

 

あの感覚を思い出した。

 

結婚生活でも感じられなかった。

ヨーロッパ彼と最初の何回かのセッ クスで感じた喜び。

 

私はまた私を愛し、愛する人とセッ クスがしたい。

 

離婚してよかった。

年下彼に大切にしてもらえて幸せだった。

ヨーロッパ彼とのセフレは終わり。

駐在彼とセフレ前提のデートは、しない。

 

全ては次に出会う人のための経験だ。

駐在彼も、さようなら。

ヨーロッパ彼の気持ちが理解できない。

彼のワガママ、気分、リクエストに応えられない。

 

そう思い始めた私は同時に駐在彼との約束を断ることにした。

 

好きだよ、と言ってくれた駐在彼。

私も好きだし、また会いたいと返事し、一時帰国に合わせた月末の土曜日に会う約束をした。

そのあとから、メッセージは減った。

 

私を手に入れた手ごたえなのか

仕事が忙しかったのか

また他のことがあったのかわからない。

 

でも、なんとなく彼がウソをついている、言わないで済ませている何かがあるような気がした。

 

彼の一時帰国はもう1週間早いと聞いていた。

そう、駐在彼は既に日本にいる。

それを言わないようにしているように感じた。

 

彼の意図はわからない。

だから次に会うまで聞かないでおこうと思った。

 

また、待てない女になりたくなかったから。

でも前日と今日のヨーロッパ彼とのやりとりから、駐在彼も私には必要の無い存在に思えてきたんだ。

また駐在彼も、私を必要としていない気がした。

 

案の定、彼からのリアクションは無い。

既読して、終わり。

 

なぜなの?という理由すら聞かれず、反論の電話もない。

 

彼はただ、一時帰国の時を楽しめる異性が欲しかっただけ。

わかっていたけど認めたくなかった。

 

どこかで真剣交際に結びつかないかと期待した。

でも真剣交際に結びつくには、彼は遠すぎる。

 

年下彼が私にしたように、今度は私が駐在彼に同じようなことをしている。

 

お別れを切り出すほうも、つらいものだ。

 

駐在彼は、年下彼にフラれた傷をいとも簡単に癒してくれた大切な人である。

 

あの宮殿の壁画、いつか見に行けるといいなあ。

美しかったなあ。

ヨーロッパ彼のプライドと嫉妬

ゆうべヨーロッパ彼からお酒のお誘いがあったので、行ってきた。

 

久しぶりに近況報告などを楽しみ、お互いの将来を励まし合った。

 

しかしお酒も進み、私の悪いところが出た。

それは、ヨーロッパ彼になんでも正直に話してしまうところ。

年下彼との関係が終わってホッとしたからつい、話してしまったんだ。

年齢と、会った回数。

 

聞いてきたとはいえ、言うべきではなかった。。。

 

ヨーロッパ彼は「ホントのこと話してよ」と言って私から事実を聞き出そうとするが、結局その事実を聞いて怒り出す。

 

怒りの理由は私への嫉妬ではなく、彼のプライドが傷ついたという話。

 

で、翌日になって気持ちを切り替えてセフレに戻る。

 

私たちはこんなことを何度か繰り返していた。

 

今回も、うっかり話してしまった。

ヨーロッパ彼への恋愛感情は無いし、彼も私への恋愛感情は無いが、私は彼の男性としてのプライドを傷つけてしまった。

 

ああ、またやってしまった。

 

怒りを買った翌日、彼からやり直しのメッセージが来たが、今回の私は断固としてセフレ関係に応じてなかった。

 

同時に、南米に駐在する彼との次回のデートも断ることにした。