年下彼へさようならをそっと送ろう

年下彼からまさかの再会要請があり、セッ クスをしてからもうすぐ3週間。

 

その間、数回に渡る私からの取り乱すようなメッセージを華麗に無視し続けているが、おかげさまで私もさまざまなな内観ができた。

 

女性として否定された気持ちから始まり

人間として否定された気持ち

 

そこから

私にとって彼は本当に恋愛対象なのか

それとも人間愛の対象なのかを問う日々。

 

恋愛なのか人間愛なのかどちらとも決められず保留にしてみて

保留にしたとたん私の中で答えが出た。

 

それは

『会いたいけれど会えない』

という言葉だった。

 

会いたい理由は、

感謝、尊敬、そしていちどは恋をした愛着。

セッ クスへの愛着と未練。

誤解されたまま終わりたくないという執着。

 

会えない理由は、

彼が想像以上に未熟だった場合に、私はどれだけカッコ悪い思いをしなければいけないのかという恐怖だ。

 

過去に恋心があったけれど

会えるのならセフレでもいいという下げた自分や

無意識とはいえ見せないようにしていた一面があったこと

意図的に言わなかったことがあることを説明したいけれど

で、結局なんなの?というオチになるのも嫌なんだ。

 

いずれにしろ、会いたいけれど会う理由もメリットも意味もない。

 

 

 

 

 

お互い始めから恋愛対象では無いのに、セッ クスのために男女の仲を築くような形を取ってしまった私たち。

 

優しくしたり、されたり

弱く見せたり

格好つけたり。

 

私は未熟で

彼は若いというエラーだった。

 

また彼と再会できるとは思えないけれど、もしまた同じ人に会える奇跡があるのなら

いや、彼という同一人物でなくてもいい。

 

自分を知って欲しいひとと出会えたら

私は素直に私を見せたい。

 

彼との2度目の出会いは、1回のセッ クスという形で終わったんだ。

 

文句はすでに送ってしまった。

そしてそれのお詫びはした。

 

もう私からのメッセージはする必要がない。

 

心からそっと、彼へさようならを送ろう。

 

また出会えるといいな。

今度は素直な私を出していこう。

だれのためでもない。

私のために。