次の恋は始まるか?

約1ヶ月前、9月8日の土曜日のこと。

16歳年下の彼と2回目の夜を過ごした数日後だった。

 

セミナーに参加したあとイタリア人の彼とバーで合流する約束をしていた。

 

この講師のセミナーに参加した後に、16歳年下の彼に声をかけられたんだ。

仕事とセミナー帰りの、ダラリとした姿なのに、彼は本当によく声をかけてくれたと思う。

失恋した今でも、それには本当に感謝している。

 

「今日もいい出会いがあるかもしれない」

16歳年下の彼との関係は素晴らしく良かったが、お互いに不透明さを保ち、セフレ以上恋人未満への道へ駆け引きをしているよう不安から、こんなふうに考えてしまったんだろう。

 

その前にイタリア人の彼と楽しく飲みたいな。

そんな期待をしていた。

 

しかしバーでうまくイタリア人の彼と合流できず、私の気分は一気に下がった。

やっと合流すると二人の女性をつかまえて楽しくおしゃべり。

下がった時に引き返せばよかった。

そう後悔した時には遅かった。

 

ある会話の流れから、私が無意識に彼のプライドを傷つけてしまいケンカ別れになった。

またか。。。

私はそう思った。

 

もう好きではないがかつて愛したイタリア人男性。

しかし16歳年下の彼を思い出すと、彼の稚拙なところが目についた。

ケンカしたまま、いつもなら彼にしていたメールのフォローもすることなくバーを離れた。

 

16歳年下の彼との関係は幸せだったけれど、どこか不安定な関係だった。

だから私はイタリア人の彼の誘いを受けたのか、それとも友人としてこの恋を相談したかったのか、なぜイタリア人の彼に会う気持ちになったのか記憶がない。

 

いずれにしても気分が悪い。

合流するんじゃなかった。

 

そんなふうに思っていたところ、駅の構内に入る直前に声をかけてきた男性がいた。

 

「終電に乗るの?飲みに行こうよ」というようなお誘いだったと思う。

 

私は終電に乗りたいと訴えた。

私の住んでいる場所を当てずっぽうに当ててきて、「僕もそっちだから。タクシーで送るから一緒に飲もうよ」と誘ってくれた。

 

感じは悪くなかった。

さっきまでイタリア人の彼といたせいか、思わず英語が出た。

 

「英語話せるの?実はオレ、あした〇〇(南アメリカの国の名前)に帰るんだ」と英語で話し始めたと思う。

 

というかあの、帰る方向が全然違いますけど 笑

 

なんだか楽しくなって、本当に送ってくれるの?と確認。

エッチはしないよ、飲むだけね。

エッチが目的なら他を当たってね、と伝えた。

 

そうではないと、相づち程度に答えたナンパさん。

とりあえず終電までの20分で飲もうと約束して、1件行くことにした。

 

ナンパに応じたことなど一度も無かったのに、今月は2度も応じてしまった。

16歳年下の彼との出会いが良かったので、自分の感覚を信じ、この人の誘いにも乗ってみた。

16歳年下の彼との関係が不安定だったこともあると思う。

 

それが7歳年下の駐在彼との出会いだった。