もう失恋したくない

わかっていたとはいえ思ったより早い別れに気持ちの整理をつけて、今日は疲れたようだ。

夜はすぐに寝付いてしまった。

 

結局、真夜中に起きてこうして気持ちを記録してしまうのだけれど。

 

あの1ヶ月って、どんな気持ちで過ごしたっけ。

ウキウキしながらも、不安だったな。

 

連絡が遅い、少ないことが不安で不満。

自分に子どもがいることを伝える必要があるのかどうか。

セフレなんだから楽しめばいい、言わなくていいと思う反面、セフレ関係にもたどり着けない感じの、相手の誠実さに戸惑いがあった。

また、そんな誠実な面がシンクロして私も誠実にならざるを得なかった。

 

だからなのか、私ももうセフレは必要ないんじゃないかという気持ちが芽生えていた。

最初に会った時はセフレでいいと思ったのに。

なんであんな感情が芽生えてしまったのだろう。

 

そうするともう彼のことは『違う』というのは一目瞭然だった。

なのにどんどん惹かれ始める矛盾に押し殺されそうだった。

 

だから彼が連絡を絶ってきたことは理解できた。

待っている間は自然消滅を避けたいという焦りとエゴと、私が何をしたんだ?という不安と戦っていたように思う。

 

仕方ない。

わかってる。

 

なのにどうしようもないこの喪失感。

 

気持ちに答えられないのもつらいが、相手主導でフラれるのもつらい。

いや、今回のように相手主導のほうがつらいな。

 

もう失恋なんてしたくない。