深刻な私から卒業

軽く会う約束をしていたけれど、彼からの卒業を決めたおかげか、会える会えないで頭がいっぱいになることはなかった。

 

そのことで頭がいっぱいの時は、キャンセルされたり逆ギレされたりと最悪だった。

 

ゆうべは彼と、ただセッ クスを楽しむことができた。

 

ただ心と体のままに。

頭を使わないセッ クス。

 

卒業とは、もう会わないことではない。

今回の卒業は、彼への無意味な執着を手放し、彼から得るものを得たということだ。

今からまた会うのなら、それは補講か同窓会という位置付け。

 

未練や執着という気持ちを、彼に使わない。

彼からの卒業

彼の行動、言動に一喜一憂するのはやめるようになったのに、心がヒマになるとついいろいろと考えてしまっていた。

 

久しぶりに開いた手帳のコラムに、卒業という言葉が書いてあって、その言葉が突き刺さった。

 

終わりを迎える関係がある。

それは卒業。

卒業はあなたが成長した証、と。

 

私は彼から卒業しないといけないんだ。

思わず「卒業したくない!」と心が叫んだ。

 

いつもは卒業後の新しい出会いにワクワクして、卒業の寂しさなんて感じないタイプだったから、卒業したくないという感情を味わうのは初めてに近かった。

 

成長した自分を感じた。

もう大丈夫、彼から最高の思考と言葉をもらった。

『誰の承認もいらない。これは私の決断だ』と。

 

そうだ、彼から何度も何度もこの言葉をもらった。

私は何度も繰り返しこの言葉を唱えてきたはずだ。

もう自分の身についてきていることもわかっている。

卒業できる。

 

ただ、まだ彼の言動に振り回されたかった。

これは過去の思考の習慣だ。

彼に翻弄される時間、彼のことを考える時間がなくなる、その時間にできること、やりたいことがないから。

 

いや、あるんだけどそこにチャレンジする勇気が無いから、過去に慣れたネガティブだろうがポジティブだろうが、その思考に支配されたいんだ。

 

さあ、卒業しよう。

 

本当の失恋

彼は繁忙期を終えて一足先に冬休みに入った。

クリスマスをどう過ごしているのかは、知らない。

一日に1回程度、挨拶メールが来る。

 

先週のように、君としたいよ、的なメッセージは無い。

 

どんどん感じる距離感。

追えない私。

 

どんな洗脳にもかからなかった私が、彼の魔法にはかかってしまっていた。

頭も体も、彼でいっぱいだった。

彼のようになりたかった。大好きだった。

 

でももう終わっていくのかもしれない。

もう少しふざけた関係を続けたかったな。

もう少し疑似恋愛したかったな。

 

でもそろそろ飽きてきたというか、寂しいんだ。

私は彼が好きだけれど、彼とのセッ クスが好きだけれど、彼との関係に不満足だからだ。

 

もっと必要としたいし、もっと必要とされたい。

 

彼でないことは残念だけれど、こればかりはご縁だから。

 

本当の失恋。

国際恋愛は難しい

やっと会えたのに。

バーでよく知らないアメリカ人と口論になって、私のことほったらかし。

 

結局、彼と話したのは何だった?

 

日本は厳しすぎる。

春には故郷に帰る。

日本の女の子をかわいいと思ってたけど今はもういい。

たくさんの日本人とやった。

もうそんなことより故郷に帰りたい。

 

アメリカ人は我々より劣っている。

俺を尊重しろ。

 

そんな話だったかな。

 

すでに酔っ払っていた。

誰かと会っていたんだろう。

そんなのどうでもよかった。

体調もまだだったのかな。

 

とにかく。

私にとっては相当につまらない時間だったので、帰った。

 

もともと、今日で会うのは最後かもしれないと思っていた。

認めたくなくて、最後にしないといけないという気持ちに蓋をしていた。

その気持ちが現実になって現れただけ。

 

最後に会って、触れたかった。

話したかった。

 

叶わなかった。

 

少し頬に触れた。

あの感触。

 

連絡を絶った。

彼も絶っているかもしれない。

 

忘れたくない。

攻撃を攻撃で返された

嘘かホントか、先週は彼の体調不良、今週は仕事の疲れで結局また会えなかった。

 

私にとっては貴重な土曜日。

彼にとっては仕事の疲れを癒す日。

無理してまでは会いたくないってことだ。

 

私にはそういう感覚がない。

無理しても会いたいから。

 

リアクションが無いから文句のメッセージをしたらすぐさま、

僕に対しておかしくならないでくれ!

と攻撃された。

 

なんだか悔しかった。

当たってるし、攻撃を攻撃で返されたことが。

 

私は誰に対してもそう扱われるの?

 

私の望みって何だろう。

私が望む関係性ってどんなだろう。

 

私はいつも疲れないように生きている。

相手を思うパワーを残して暮らしている。

 

その包容力を他で使えないだろうか。

 

彼のことはもちろんまだ好きだけど、なんか違うな、と思うことも増えてきている。

2ヶ月会ってない

この週末、会う約束をしていたのに、彼は帰省の疲れからひどい風邪で、約束が流れた。

前に会ったのが10月23日とわかった。

もうすぐ2ヶ月になる。

 

よく2ヶ月も合わずに好きでいられるなあ。

過去に愛してもらった記憶は、そこまで効果があるのだろうか。

 

昔のメッセージを読み返していると、彼のストレートな思いや質問に、ストレートに答えていないことがよくわかった。

 

気持ちをストレートに表す。

彼にたくさん教えてもらった。

国際恋愛実践編がスタート

彼が3週間近い帰省から日本へ帰ってくる。

 

滞在中は程よく連絡がもらえて嬉しかった。

さて、また関係が始まるかもしれないが、果たしてうまくいくだろうか。

 

少し不安はある。

また彼のペースで進まないか、という不安だ。

どうしても言葉の壁があるからだ。

 

だけど私は変わった。

語学力が無いことと、まだ自分軸が確立していないのが問題だけれど。

 

 

ここからが実践編。

 

今までは完全に彼を日本人と比べてた。

よく言われた「よく見ろ、俺は日本人じゃないんだ!」って。

 

当時はわかってるよ、って思ってたけど、あんまりわかってなかったね。