ただ好きであることの効果

彼が誰といるとか

何をしているのかとか

何を考えているのか

 

つい考えてしまうけれど

 

できるだけ、ただ彼のことが好き、に集中していると、とても幸せな気持ちになってくる。

 

幸せな気持ちは動きを良くするし、笑顔も増えるし、オシャレも楽しい。

するとポジティブなオーラのある人たちが近づいてくる。

私もあなたみたいになりたいの!と。

 

それはまた新しい循環を生み、彼に対する不安が消えていく。

 

するとなぜか、彼から連絡が来るんだ。

元気かな?って。

帰ったら会おうよ、って。

 

彼にとって誰が一番とか

結婚する気があるのかないのかとか

気になる時はあるけれど、関係ない。

そういう次元ではない。

 

彼が今元気にしていて、連絡が取れて、私はその彼を思うことができて

次に会えたらセッ クスできるかもしれないというわくわくを楽しんでいる。

ただ好き、それだけ。

他愛もない彼からのメールが嬉しい。

 

でも時々、異常な不安が襲ってくる。

それは、自分の欲。

 

彼がこのまま日本に戻らなかったら。

戻っても会ってくれなかったら。

彼を独占したい。

彼と一緒にいたい。

 

この欲の波が押し寄せてくる時が一番怖い。

だって、これってどうにもならないから。

 

そんな時、切り替えるのが

私はただ彼のことが好き。

彼のことを大好きな自分が好き。

そう唱えて、気持ちを切り替える。

 

何事も主語は私。

恋愛とは何だろうか

彼から一日一回程度のメールが来る。

とても嬉しい。

ほとんどは当たり障りのないメール。

時々、「僕のこと考えてたりするの?」的な内容もあると、ワクワクしたり。

 

 

まだ帰省して2晩くらいだし、ジェットラグも残っているそうだ。

まだ彼の本調子ではなさそうだ。

 

 

だがこれからもしかしたらバーで素敵な女性を見つけて、私など相手にしてくれなくなるかもしれない。

 

 

たまにそんな不安がよぎる。

が。

 

 

よくよく考えると私も彼と結婚を望んでいるわけではない。

毎日一緒に暮らすことが望みでもない。

 

 

ただ

私のことを忘れてほしくない。

 

 

恋愛って何だろう。

私が彼を思う気持ちって何だろう。

執着なのか?と思ったり。

かつての熱愛が忘れられない未練なのか?

 

 

答えは出ない。

出す必要もない。

 

 

ただ彼を思い、彼を思う気持ちを大切にしたい。

 

 

私は恋愛体質だ。

 

 

 

 

 

最高の恋愛

私は彼が好き。

彼とのセッ クスが好き。

彼の性格が私を触発する。

それのどこが悪い?

 

 

これは開き直りだろうか?

そうかもしれない。

でも、とっても気持ちが幸せだ。

 

 

彼は単一民族ではないし

多言語が扱える。

私はそれがうらやましくて憧れなんだ。

 

 

あんな素晴らしい出会いができた私は素晴らしい。

さまざまな自信をくれた。

 

 

彼はもしかしたら日本には帰ってこないかもしれない。

それでも関係ない。

 

 

私は彼が好きで

忘れられない人になるだろう。

 

 

ただそれだけ。

 

 

彼のいない日本

彼と再会し、飲み友達としてセフ レになる約束をしたのは10月。

結局、あのあと1回しか会えないまま、彼は帰省した。

 

「やり直そうよ」なんて言葉はウソに思えた。

やり直すなら、もっと会ってよ、と言いたかった。

 

彼のトランジットの時間に何回かメールのやりとりができた。

いつも半日とか2時間以上空くメッセージが、わりと早く返信が来るからだ。

幸せだった。

 

気分が乗ってきたのか、「日本に戻ったら前みたいに飲みに行ってセッ クスしよう」というメッセージのやりとりをした。

 

 

この2ヶ月、彼を好きな気持ちに蓋をしないことと同時に

自分を保つことで一定の距離を置くことをができていた。

 

彼の文化を見習った。

深く考えすぎず

深読みしすぎず

自分の気持ちに素直になることを心がけた。

 

どんどん心が軽くなっていった。

感情も仕事も安定していた。

 

でもまた彼のことで頭がいっぱいになってきた。

 

彼に愛されていた1年前を思い出す。

もうあの時の彼なんていないのに。

私だって、もうあの時の私と違う。

 

泣けてきたから泣いた。

彼の心を手に入れたいわけじゃない。

彼と結婚したいわけでもない。

できるわけもない。

 

何に対して泣いているのか。

 

もう1年も前のことだけれど

あんなに人を好きになったのは初めてだった。

あんなに好かれたのも初めてだった。

私はいつも感情をコントロールしていた。

野生的に彼を求めていた。

我慢しているのがよくわかった。

相手の反応を気にしているのもわかった。

それに気がついたことに泣けてきた。

次への恋愛につながる

このままだとまた同じだ、と思っていたけれど、抜け出すことができそうだ。

 

私は夫に対しても、彼に対しても私はその人で頭をいっぱいにしていた。

 

「理解したい」がゆえの行動と思考だったけれど、あれでは相手がオレ様になるばかり。

 

この先出会う人には、気まぐれで真面目な私も見てほしいな。

 

そんなふうに思えるようになったことに気がついた。