雑草みたいな女

ママ友さん以外で信頼できる友人に初めて

離婚したいという話を打ち明けてみた。

 

彼女は夫のことを知らない。

 

が、私の一連の話を聞いて

「旦那さんは、あなたが何を言っても出ていかないと思ってる」

 

「旦那さんは、あなたが本当にセフレを作るなんて思っていない」

 

という感想を話してくれた。

 

 

 

 

 

ああ、なるほど。

そう思われても仕方ないかもしれない。

 

夫に罵倒されても

不倫されても

出ていかなかった私。

 

昔、結婚したばかりの頃かな

「雑草みたい。踏んでも踏んでも生えてくる^_^」

と言われたことがあったな。

 

褒め言葉として捉えてたけど

はっきり言ってショックだった。

だからまだ覚えてる。

常識ってなんだろうね

強引に彼と会った。

 

うちの近くにお友達が来ているからと

21時過ぎ、突如夫に預けて出かけることに。

 

本当は約束してたけど、

約束があるなんて言えなかったから。

 

娘が不安がって「行かないで!」と泣いたけど

止められなかった。

 

キャンセルして彼を怒らせたくなかったし

娘は元気だし。

 

夫は激怒した。

 

21時に飲みに出かける。

非常識だと。

 

非常識か。

そもそも常識ってなあに?

 

21時に友人に会う。

そんなに悪いことでもない。

 

言うなら悪いのは会う相手。

私が好きになってしまった人。

夫に子どもを預けて好きな人に会う。

これは非常識だと思う。

 

でもね、夫は私に、彼氏やセフレを作っていいと言った

非常識な夫なんです。

 

セッ○スフレンド作っていいよ

今までなぜ離婚しなかったのか。

それは、好きでもない人と一緒にいることに慣れてしまっていたから。

 

この生活を変えることが面倒だったから。

 

でももう、そうは言っていられないくらい

夫と私の思考のステージが違っていた。

 

 

娘には申し訳なかったが

今日また娘の前でまた言い合いした。

 

 

正直に、

ハグしてほしい

キスしてほしい

セッ○スがしたい

 

と言った。

 

夫にしてほしいわけじゃなく

誰かに、という意味で。

 

が、夫の第一声は

「ホント自分のことばっかりだな」

だった。

 

しまいには

私が、他の男性とそうしてもいいのか

と聞くと

私がしたいのなら他の男性としてもかまわない

と言った。

 

 

 

衝撃だった。

私は夫に尊重されていない

今日はちゃんと彼と約束して会えた日だった。

 

私が遅刻したせいもあるけど

ものすごく不機嫌で、

「もう君とのこんな付き合いは疲れた!やめたい!」

いつものように激怒された。

 

 

私のスマホを奪い取り、

メッセージを削除し

彼の写真を削除した。

 

 

君と会ったことを後悔している。

これは僕のミス、と

あまり自分を卑下しない彼が

珍しい言葉を出した。

 

 

でも私も同じで

これ以上、この関係は続けられないと思っていた。

だからいいよ、と答えた。

 

 

じゃあサヨナラ!と去ろうとしたけれど

まだ私の気持ちが落ち着かず

あと少しだけ一緒にいてもらった。

 

 

話しの中でいろいろ的を得たことを言われたけれど

いちばん悲しかったのは

『夫は私を尊重していない』

という事実をつきつけられたこと。

 

 

夫は私を奴隷のように扱っている

脅すなんて人のすることじゃない

そんな男を選んだ君がいちばん悪い

とも言われたけれど

なにより

夫は私を尊敬、尊重していない

この事実は本当に泣けた。

 

 

前に夫に言われたことがある

「女になるな、お前は母親だ」

この言葉は本当に忘れられない。

別れたいのに別れられない

これが不倫だね。

ホント、別れたいのに別れられない。

 

 

私の場合、私が独身ではないから

よく聞く独身女性と既婚者男性というのとは気持ちが違うかもだけど、

彼らに同じく

やめたいのにやめられない

この毒づいた関係に慣れてはいけないなと

思い始めている。

 

 

私のすべきことはまず離婚。

彼とまたおつきあいできるかは

離婚してからだと思うの。

 

でもその反面で

 

不倫でもそうでなくても好きを貫ける?

不倫でもそうでなくても好きを楽しめる?

未来はいらない。

お金は会いたいなら稼げ。

ただ好きであることを楽しみたい

とも思ってる。

 

 

不倫だからとか

独占したいとか

いろいろな思考が邪魔をする。

愛なんて信じてなかった

彼と出会って、いろいろ話すようになって

また

先日の彼の異常な批判で気がついた。

 

 

 

私は嫌われること、心変わりされることを恐れている。

 

だから私は夫を選んだ。

当時、夫は私を好いてくれていた。

そんなふうに思ってなかったけど

『好かれたほうが傷つかない。結婚てそういうもの』

そういう思考があったんだろうね。

 

 

夫と出会った時

私は大好きな人との恋愛を諦めたばかりだった。

その人には告白すらしなかったのに

勝手に諦めて、その人のもとを去り

夫とのおつきあいを始めた。

 

 

なんて失礼なんだろう、私。

 

 

好かれているという事実に奢り高ぶっていて

愛を信じてなくて。

だから夫に愛されなくなったんだ。

 

 

彼は言う

そんな偽りの生活を選んでいるのは君だ、と。

 

 

そう、サレ妻は私が作った事実なんだ。

 

ほーら、あんなに私のこと好きだった夫だって

浮気するんだよ、ってね。

独占欲が邪魔をする

今夜のメールでの彼は強気。

きっといろんな女性からお誘いがあったんだろう。

 

最近ちょっとだけ予想できる。

 

 

強気モードの彼だからといって

常々上機嫌ではない。

 

 

ジョークが通じず

苦労して作ったデートの時間を

一瞬で「もういい!」って言ってくる。

 

 

もういい!って言われると少し安心する。

どうぞ、って思っちゃう。

 

 

それは不倫に疲れるし

金銭的にも疲れるし

彼の心の移り変わりにも疲れるし

なにより

私の独占欲が疲れを招く。

 

 

私の行動こそが不倫なのに、

彼の相手に嫉妬してる。

彼が彼女たちを相手にすることに嫉妬して

心が疲れている。